ゼロの教室

本プロジェクトでは、企業や団体、学校へ出向き、飲酒運転の凄惨さや根絶を訴える出張講演会である「ゼロの教室」活動を行っています。
社内研修などで、飲酒運転の根絶に取り組まれています方を対象とした内容となっています。
講演希望の方は、こちらまでお問い合わせください。

TEL 082-236-2211(中国新聞社地域ビジネス局内)
   HIROSHIMA飲酒運転ゼロPROJECT「ゼロの教室」
   (平日9:30〜17:30)

ゼロの教室 ~防衛省海上自衛隊東京地区~

 海上自衛隊東京地区では、「ゼロの教室」を6月18日(月)午前・午後の2回実施しました。2回とも、350名を超える海上・陸上・航空自衛隊の隊員、関係者の方々が三浦由美子さんの講演を聴講しました。その中には海上幕僚長の姿もあり、ご多忙な中ご列席いただいたことに大変身の引き締まる思いでした。また、海上自衛隊の皆さまの聴講中の態度や雰囲気、三浦さんと私をアテンドいただく際のきめ細かなお心遣いをいただき、海上自衛隊の皆さまの、飲酒運転根絶に向け真摯に取り組もうとされる姿勢を感じました。
もともと広島県を中心に活動していた本プロジェクトが東京へ活動の広げられたのは、三浦さんと一人の海上自衛隊員の出会いでした。当時江田島での勤務をしていた隊員が三浦さんの講演を聴講し、飲酒運転根絶へ熱心になられたそうです。「ゼロの教室」のことを広めてくださり、今年2月に横須賀地区で実施させていただきました。その後、横須賀地区で聴講いただいた隊員の方の企画により、東京地区での講演を実施する場を設けていただきました。海上自衛隊の中で飲酒運転根絶の輪を広げてくださっていることに感激しました。
 講演では、事故発生時の様子や、ご遺族への精神面や日常生活に対しての影響や、加害者との文通のやり取りの中で、事故当初から比べて、最近では徐々に加害者の気持ちの変化が表れている過程もお話いただきました。
 聴講した隊員からは「普段ニュースに触れるとき、ご遺族の方々がどのような気持ちでその後を過ごされるのかまでは考えが及んでいなかった」「もし自分が三浦さんの立場だったら、まだ憎しみの感情しかないと思う。加害者と交流を持ち、遺族の気持ちを伝える姿が印象的だった」という感想がありました。
 三浦さんは「誰にでもストレスを感じることはあるけれど、感情をどうコントロールするかが大切。」「自分自身の気質を知ることでストレスとの正しい関わり方を見つけられる。相談相手や自分が落ち着くことのできる場所などの環境を整え健全な方法で自分の欲求を満たす工夫をしてほしい。」と呼びかけました。
 飲酒運転に巻き込まれた遺族が、突然に家族を失うことで受ける悲しみ、自分自身も加害者になってしまう可能性がある恐ろしさを、今回の講演を通して感じました。飲酒する人の責任として、「SNAPPY-CAT」(※https://www.udb.jp/snappy_test/)を使用して自分の飲み方について見直すことや、「SNAPPY-PANDA」(※)でお酒の摂取量と運転可能な時間間隔を前もって把握し、後日の予定などを考えて酒量を調節するなど、飲酒運転予防に関する知識をしっかりもつことの重要さを痛感しました。また、人間の行動の9割が潜在意識によるものと言われています。普段物事を考えて行動しているときには「顕在意識」によるコントロールですが、普段自分が意識していない意識のことを「潜在意識」といいます。「潜在意識」は物事の良し悪しの感情とは無関係に情報を蓄積して形成されます。飲酒時など「顕在意識」で自らの行動をコントロールすることが難しい場面で、意識していない行動をとることもあり得ます。自らを過信することなく、自らに対して予防策が打っておくことは大切です。最近ではアルコールがまだ体に残っている状態では運転できない機能がいた自動車も開発されているようです。このような飲酒運転予防の具体策を、今回の講演の中でご紹介いただきました。
 飲酒運転ゼロプロジェクトでは、今後も飲酒運転根絶に向け、飲酒運転に関する知識を広げ、一人ひとりが知識を活かしていけるよう、取り組んでいきます。(事務局・道垣内幸生、2018年6月)

ゼロの教室 ~海上自衛隊阪神基地隊~

 海上自衛隊阪神基地隊は、隊員教育の一環として「ゼロの教室」を実施し、講堂に約200人が集まりました。三浦由美子さんが、飲酒運転による事故がもたらした自分自身の体験や家族への影響、加害者とどう向き合っているかなどを切々と語りました。飲酒における一人一人の体質にあった正しい知識を身につける大切さを訴え、飲酒チェックツール「SNAPPY-CAT」の活用を紹介しました。(https://www.udb.jp/snappy_test/
 聴講者からは「加害者をとがめるのではなく、反省の必要性と命の尊さを自覚させ、自立に導き共存を目指す姿勢に驚いた」「身内をこのような状況にもたらした加害者を切り捨てていたと思っていたが、その考えに一石を投じられた」との意見が相次ぎました。
 このほか「結果より過程のほうが大切と言われ、飲酒運転に至る前に、自分自身や周囲に対して何ができるかをあらためて考えた」「自分自身が悲しみや痛みを他人に与えないように振る舞い、飲酒に頼らなくても心の充実を図る術を身につけたい」などの感想も寄せられました。
 私自身、今までは飲酒運転は絶対にしてはいけないという社会通念上の意識にとどまっていました。自分の家族が事故に巻き込まれたらと思いながら、三浦さんの講演を今回初めて聴きました。加害者の気持ちの油断や軽率な行動により、被害者家族にもたらした苦しみに、加害者を許せない気持ちにもなりました。しかし、加害者とまっすぐに向き合っている三浦さんの行動を聞き、加害者を社会から断絶するだけでは何も解決しない。むしろ被害者がまた増えていくだけだと感じました。アルコール関連問題に悩んでいる方や家族に対し、「何ができるか」を考え、本プロジェクトを通じて具体策を実行していこうと誓いました。
 また、暮らす中で苦しい時、ストレスがたまっているときなど、何かに依存したい気持ちが強くなってしまうことがあります。そんな自分自身の心をコントロールするのが難しい時に「相談できる人や時間、場所を作ることが大切だ」ということを痛感しました。お酒に対する日ごろの意識だけでなく、自分自身や相手の心をきちんと整理、理解し、行動することが重要だということを学びました。(事務局・藤田泰弘、2018年2月)

ゼロの教室 ~海上自衛隊横須賀地方隊~

 海上自衛隊横須賀地方隊は、「ゼロの教室」を午前と午後の2回、あわせて約1700人の聴講者を集め、実施しました。三浦由美子さんの講演には、横須賀地方隊の隊員のほか、近隣の海上自衛隊関係者も聞き入りました。
 聴講した隊員からは「飲酒運転事故で息子さんを亡くされたお母さんの話す言葉は、これまでの教育や客観的な教訓とは違って、ぐんぐん心に入って来ました」「自分の大切な家族に置き換えて想い、心の底から絶対にイヤだと感じました」「自分はやらない、周囲の人には注意喚起すればいい。今までの私はそこまでだったと思います。でも今後は本気で止める」との感想が聞けました。
 隊員たちは、アルコールについての知識、お酒との関わり方などの内容にも熱心に耳を傾けていました。
 世間では、「飲酒運転はいけない」と分かっていても、行動がともなっていない方も依然います。お酒を飲んでしまうと、気持ちが大きくなり、「今日は大丈夫」「もう時間がたったから」と軽い気持ちで飲酒運転をし、事故を起こしてしまう現実が繰り返されています。そんな過ちを犯さないためにも、飲酒運転は「絶対に」いけない。周囲の人も「絶対に」乗らせない。この気持ちを再度強く持ちました。そして、子どものころからの教育やアルコール関連問題への理解、加害者の再犯を防ぐ社会の仕組みづくりを進めていく必要性を感じました。(事務局・中川京子、2018年2月)

ゼロの教室 ~海上自衛隊徳島航空教育群~

海上自衛隊徳島航空教育群では、隊員教育の一環として「ゼロの教室」を実施しました。午前は徳島航空基地内、午後は小松島航空基地内で2回に渡り、あわせて約600人の聴講者の中で、三浦由美子さんの講演会が行われました。講演を聞いた隊員は「飲酒運転による事故は、被害者と自分の家族だけではなく被害者の家族も不幸にしてしまう。飲酒運転は絶対に行ってはならないと再認識した」と、その感想を述べました。この「ゼロの教室」活動をさらに続けていきます。(2017年12月)

ゼロの教室 ~海上自衛隊呉地方隊~

海上自衛隊呉地方隊では、隊員教育の一環として「ゼロの教室」を実施しました。午前と午後の2部構成で約1250人の聴講者の中で、三浦由美子さんの講演会が行われました。実体験に基づく三浦さんの話に、涙を流しながら耳を傾ける隊員もいました。飲酒運転のことについて伝えていく、この「ゼロの教室」活動をさらに続けていきます。(2017年10月)

「ゼロの教室」~NSウエスト株式会社〜

NSウエスト株式会社では、秋の全国交通安全運動の時期に合わせて「ゼロの教室」を実施しました。約150人の聴講者の中で、本プロジェクト制作のDVD視聴に続き、三浦由美子さんの講演会も行われました。自動車製品を扱う企業として、飲酒運転をしない・させない・許さないという決意を改めて誓いました。(2016年9月)

「ゼロの教室」~中日本高速道路株式会社~

中日本高速道路株式会社名古屋支社では、コンプライアンス講習会の一環として「ゼロの教室」を実施しました。約70人の聴講者の中で、本プロジェクト制作のDVD視聴に続き、三浦由美子さんの講演会が行われ、参加者の一人は「被害者の方に直接話を聞く機会はなかなかない。飲酒運転事故の重大さを改めて思った」と述べました。これからも、この「ゼロの教室」活動を続けていきます。(2015年12月)

「ゼロの教室」~日本通運株式会社広島支店~

日本通運株式会社広島支店では、協力会社の管理職を対象とした安全協議会の中で「ゼロの教室」を実施しました。
協力会社36社から53人が参加し、本プロジェクト制作のDVD視聴に続き、三浦由美子さんの講演会を行いました。参加者からは「職業ドライバーをかかえる会社すべてが、もっと飲酒運転問題と真剣に向き合うべきだ」や、「飲酒運転で人身事故すると、全てを失う。すべてが変わることを認識して全従業員と共に取り組み、本当のプロドライバーを育てていく」といった感想をアンケートに寄せました。
これからも、この「ゼロの教室」活動を続けていきます。(2015年11月)

「ゼロの教室」~マツダロジスティクス株式会社~

マツダロジスティクス株式会社では、社内人権イベントの一環として「ゼロの教室」を実施しました。
約90人の聴講者の中で三浦由美子さんの講演会が行われ、参加者の一人は「飲酒運転により事故を起こせば、自分のみならず、相手方の家族を含めて不幸にしてしまう。本来ならば全うできたはずの未来を失わせてしまうこと。飲酒運転の根絶という痛切な思いに共感しました」と実施後のアンケートに、その思いを寄せました。
これからも、この「ゼロの教室」活動を続けていきます。(2015年10月)

「ゼロの教室」~ティーエスアルフレッサ株式会社~

 ティーエスアルフレッサ株式会社では、各事業所の管理職社員を集めて、職場でできる飲酒運転予防に関する社内研修を行いました。
 約70人の参加者の前で、本プロジェクト制作のDVD視聴に続き、三浦由美子さんの講演会が行われ、息子の伊織くんを亡くした時の心境や飲酒運転事故の凄惨さなどを話しました。アルコールに関する知識やドライバーマナーについても触れた内容に、聴講者の皆さんは、真剣に耳を傾け、スクリーンに映し出された写真などを見入るなど、熱心に三浦さんの話を聞いていました。
 参加者からは、後悔する前に未然に防ぐことを考えたいとの声もあり、多くの人に飲酒運転ゼロの輪が広がることを願い、今後も活動を続けていきます。(2015年10月)

「ゼロの教室」~尾道市職員交通安全研修~

尾道市では近年、市職員による交通法規違反が多数発生しており、過去には飲酒運転による逮捕者もいました。法令を遵守すべき公務員として、この状況を重く受け止め、不祥事を二度と繰り返さないことを目的に、研修が行われました。
 約120人の参加者の前で、本プロジェクトの活動紹介とDVD視聴に続き、三浦由美子さんの講演会が行われました。飲酒運転事故の凄惨さや遺族が直面する現実など、実体験に基づいた話に、涙ぐむ参加者もいました。このような、つらく苦しく悲しい事故が二度と起こらないようにという三浦さんのメッセージが、多くの人に広がることを願い、今後も活動を続けていきます。(2014年12月)